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「愚痴る人間ではなくNOといえる人間になる」

  • ozakitaichidesign
  • 2024年2月22日
  • 読了時間: 2分

 現場救急隊員方から、こんな上司に困っています、とか、指示指導医がひどくて困っています、というような相談なのか愚痴られているのかわからないお話しを受けることが少なからずあります。

 愚痴ることで、愚痴った本人はストレス解消になるかも知れません。しかし、愚痴られる側にとっては気分の良くないことでもあり、生産性のある話でもありません。そうではなく、こんなことで困っています、悩んでいます、ので、具体的にどのように改善していけばよいのでしょうか、というお話であるならば、前向きの積極的な事柄になります。こちらも、できるかぎりお役に立てるように一緒に考えるような気に自然に向いていきます。

 最終的に、職務上できないことを命ぜるような上司や指示指導医に対して、それはできません、それはおかしいですと、と堂々と言えるようになれば、それが一番望ましい姿と言い得ます。一言でいえば、NOといえる人間になってほしい、ということです。そのためのアドバイスであれば喜んでご協力します、お手伝いを惜しみません。愚痴る当人に求めるのは「自律性のある救急隊員になりましょう」、そのためにはあなたの場合にはこうしたことに励んで下さい、と具体的なアドバイスを差し上げ、実践して頂くことです。

 3月の塾では、最近仄聞した事案を参考にしながら、NOといえる救急隊員になるための具体的な対応を、参加される皆さんとご一緒に考えたいと思います。

「救急隊員としての自律性の確立」とは何か、ということを具体的な事案に沿って考え、職場環境を改善し安心安全な場にしていくための方策の一つになればと思います。


(3月橋本塾)

「愚痴る人間ではなくNOといえる人間になる」

令和6年3月12日(火曜日)午後7時開始

 上司や指示指導医に、職務上できないことを指示された時に、きっぱりと「NO」と言える人間になるためには、どうすればよいのか。


 
 
 

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